伊勢志摩
先日、伊勢志摩方面へ旅行へ行ってまいりました。
初日は、今年の5月、サミットが開催される賢島周辺をのんびりと回りました。
英虞湾のリアス式海岸を一度拝見してみたく遊覧船に乗りました。内海は非常に穏やかで美しく、自然と素晴らしさを再認識いたしました。
自然は一瞬のうちに暴れまわり、人々に被害をもたらすこともありますが、同時に無限の恵みも与えてくれます。遊覧をしているとここには神がいるのだなと思いました。
写真は横山展望台からの写真です。入り組んだリアス式海岸と、太平洋の一直線の地平線との対比が美しいです。
二日目は海の博物館とお伊勢さんへお参りに行きました。
約8年ぶりの海の博物館です。相変わらず落ち着いた佇まいで非常に風景に溶け込んでおり、この様な建築が好きなんだなと再認識いたしました。
このヤマモモのある中庭は非常に気持ちいい場所です。
内藤氏の代名詞でもあるコンクリートと木造のハイブリット構造の初期作品です。今も色あせずダイナミックさと繊細さを持ち合わせています。
いつ行っても気持ちいいなぁ。
この星と格子型のマークは、セーマンドーマンという志摩地方の海女さんが身に着けるおまじないで、饅頭軒瓦にデザインされています。
ちょっとしたデザインがかわいらしいです。
この展示は蒲鉾の型を集めたものです。かなりマニアックな海に関する展示が多く、建築以外も非常に楽しめる博物館。しかもそこまで人も多くなくのんびりと見れます。
オススメです。
その後、海の博物館のすぐそばにある志摩ミュージアムも少し見学。と言っても外観のみです。実は以前来た時も使用されていなく、やはり今回も使用されずそのままでした。
周辺も草もボーボー状態でなんだかもったいないですね。写真はピロティ部分で、半屋外に展示物が残っています。風が通り抜け気持ちいい空間でした。
この後、外宮、内宮にお参りをして帰路につきました。
久々の内藤氏の建築に触れ非常に刺激的かつ、英虞湾の自然とお伊勢さんに癒された良い旅になりました。
次の仕事につなげていきたいと思います。