伊藤瞬建築設計事務所 | 如意谷庵リノベーション4
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如意谷庵リノベーション4

如意谷庵リノベーション4

本日曇也

遠くに大阪市内の高層ビルが見えます。

 

少し更新が空いてしまいましがた、現在進行中のリノベーションも終盤です。

2月中旬から着工し1.5ヵ月、工程通り順調に進み再来週、引渡予定です。クライアント、工事関係者の皆様のご協力により大きな問題もなく進行していますが、

引渡まで気を抜くことなく監理していきます!!

 

今回、クライアントのご要望で壁には漆喰塗装というものを使用致しました。

天井も同様に漆喰塗装をしたかったのですが、既存の綿状の吹付塗装には塗料が乗りにくい為、敢え無く水性系の塗料にしました。

漆喰塗装とは “これまで用いられてきた漆喰本来の良さを見直し、風合いを損なうことなく優れた機能を最大限に発揮した画期的な塗壁材です、いうなれば「塗料状態化させた漆喰」” です。

左官より安価に施工出来、調湿、消臭、抗菌等漆喰と同様の効果が期待できるそうです。

漆喰と同様のマットな質感で落ち着いた雰囲気になりました。

天井や枠などは薄いグレー色なのですが、青く見えるのはバルコニーに置かれている養生ブルーシートの反射の為です。

 

☝建具屋さんです。

今回は、ほとんど既製品の建具を使用していない為、建具屋さんに調整してもらいながら建具を取り付けていっています。

メーカーが取り扱っている既製品の建具は設置、調整もしやすく良く出来ている反面、製作範囲や仕様、仕上が限定されるというデメリットもあります。

それに比べると製作してもらう建具は好きな仕様、大きさ、仕上を選択することが出来、空間と調和することが出来るため、よく使用しています。

既製品のメリットは先ほど記載した様に、設置調整がしやすい為、大工さんが設置することがほとんどです。

そうすると建具屋さんが必要な現場が少なくなっており、建具屋さん事態が減少しているようです。

建具屋さんに関わらず、腕のいい職人さんはどんどん減っているようです。時代の流れだけだけでは片づけられない問題だと思いますが、

とにかく私は今出来ること、良い物を創り上げていくことで少しでも共感して頂ける人が増えたらと思い、日々精進しております。

 

玄関です。真ん中と左の建具が製作してもらったもので、まだ仕上はされていません。

この二つの建具には枠を設けていません。限られた空間の中で建具が2枚あり枠も出てくると、煩くなりがちです。

そこで枠の無い納まりとし、建具を壁とみなし存在感を消すことで、限られた空間でもなるべく広く感じられるような工夫をしてみました。

 

今週で仕上げ作業はほぼ終了です。来週、照明器具等取付、引き渡しです。

竣工が楽しみではありますが、少し寂しさもあるような…

今回の経験を次につなげていきます!竣工のころは箕面の桜が満開かな🌸